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REITとは

初心者向け資産運用法ガイド

REITとは「Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)」の略称で、不動産を購入するための投資信託です。

投資家から集めた資金を用いて不動産を購入し、その不動産の賃料や売却収入により得られた利益は、投資家に分配されます。

通常、不動産を購入するためには、億単位のお金が必要となります。ですから、普通の人には、投資対象として不動産を購入することはできないと思いますし、なんとか不動産を購入できたとしても、リスク分散をするために複数の不動産を購入することはできないのではないでしょうか?

そこで、REITでは、投資信託の形を取ることにより、各個人の投資金額を小さくでき、なおかつ、複数の不動産に対して投資をしている格好にすることでリスク分散効果も得られる金融商品としているのです。

また、不動産の値動きは、株式の値動きと相関関係が小さいため、株式とREITに合わせて投資をすることで、さらに広い意味でのリスク分散効果を得ることもできます。


REITは、証券取引所に上場されており、通常の株式と全く同様に売買をすることができます。具体的には、証券会社に対してREITの売買注文を出すことで、REITの売買を行うことができます。

REITの売買価格帯は、大体50万円前後になっています。不動産そのものを購入するよりは、購入金額は安く、複数の不動産に分散投資ができるため、少額での取引に向いた商品となっています。


REITを売買する際には、投資信託でありながら販売手数料や信託財産留保金を支払う必要はありません。一方で、通常の株式と同様に証券会社に対して取引手数料を支払う必要があります。


但し、REITを保有している場合、信託報酬の支払義務は発生します。

REITはアクティブ型の投資信託であるため、信託報酬率は1%前後とやや高いめの設定がされています。そのため、長期保有を考えている場合には、注意が必要です。

REITの評価
項目 レーティング 説明
安定性 ★★★ 通常の株式ほど値動きは粗くはありませんが、そうはいってもある程度のリスクはあります。
収益性 ★★ 配当利回りは高率ですが、値上がり益はさほど見込めない状況になってきています。
流動性 ★★★★ ほぼ、好きな時に換金できます。

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